VPNは常にオンにすべき?つける場面と切ってよい場面
VPNは一日じゅうつけておく必要はありません。正直なところ「何をしているか次第」です。自分が管理していないネットワーク、旅行中、外出先でお金や仕事のアカウントにログインするときはオンに、信頼できる自分のネットワークで地元の内容を見るだけならオフでも問題ありません。以下では、考えすぎずにその場で判断するコツを紹介します。
オンにしておく価値がある場面
VPNをつなぎっぱなしにする価値がはっきりある場面がいくつかあります。一つめは、自分のものでも信頼できるものでもないWi-Fi——カフェ、ホテル、空港、コワーキングなど、誰が用意したのか分からないネットワークです。二つめは旅行中で、一日じゅう知らないネットワークを行き来するときです。三つめは、自宅以外からネット銀行や証券、会社のツールにログインするとき。その瞬間、あなたのIDやパスワードがそのとき使える接続に預けられるからです。どれも、暗号化されたトンネルが小さなコストで現実的なリスクを抑えてくれます。そもそもVPNが自分に合うか迷っているなら、まずVPNは必要かで同じ場面をもう少し詳しく見てみてください。
切っておいてよい場面
自分で管理する自宅ネットワークで地元のニュースを読む、地元の動画アプリを見る、ゲームをするといった場面では、VPNの効果は小さく、ときに邪魔にもなります。敏感なことをしておらず、そのネットワークを信頼できるなら、オフにするのは失敗ではなく合理的な選択です。大切なのは、道具をその場面に合わせることで、「オフ」をセキュリティの失点として扱うことではありません。VPNは特定の場面のための一枚の層であって、つけ続けないと安全でない、という設定ではありません。
「常時オン」の設定は実際に何をしているのか
Lubi VPNを含む多くのアプリには、「常時オン」を面倒ではなく実用的にする二つの機能があります。自動接続は、信頼できないネットワークや新しいネットワークにつないだときに自動でVPNを立ち上げてくれるので、外出先で覚えておく必要がありません。キルスイッチは、VPNの接続が切れたときに通信を止め、再接続するまでの隙間で本当の接続が露出するのを防ぎます。この二つを合わせると、リスクのある瞬間はVPNが常にオンであるかのように振る舞いつつ、それ以外は自分で制御できます。一日に何度も手で切り替えるより、この二つを一度オンにしておくほうがたいてい楽です。
バッテリー、速度、そして人が切る理由
VPNを切るいちばんよくある理由は、バッテリーの消費と「遅くなった気がする」という感覚です。どちらも本当ですが、多くの人が思うより小さなものです。WireGuardのような現代の方式は軽く、速度の代償も大きなダウンロードで目立つ程度で、日々の閲覧ではほとんど感じません。この点はVPNは通信を遅くするかで詳しく扱っています。信頼できるネットワークでバッテリーが気になるなら切ってかまいません——ただし、公共Wi-Fiに乗るときや空港へ向かうときに戻すのだけは忘れないでください。
毎日使うためのシンプルな原則
覚える習慣を一つだけ選ぶなら、自動接続をオンにし、キルスイッチを有効にして、信頼できないネットワークではアプリに任せましょう。そのうえで、旅行中や大事なものにログインするときは意識してオンにし、自宅では気にしない。これで、本当に必要なときだけ守られ、一日じゅう動かし続けるコストは払わずに済みます。旅行については、VPN旅行前チェックリストで出発前日にそろえておくことをまとめています。VPNを「気にしなくていい一つ」にしてしまいましょう。